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健康研究結果さえも最終的には金がものを言う

日頃から情報収集のために、
読書は良くする方です。

で、次から次へと他の本を読んでしまうため、
なかなか一つ一つを振り返れないなと。

なので、本を読んでいて、
今後使えそうないい情報があったら、
その都度記事にしていこうと思いました。

本日はそんな第一号で。

トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ

本日取り上げるのは、
こちらの書籍。


※クリックするとリンクに飛びます

『トロント最高の医師が教える
世界最新の太らないカラダ』
医学博士 ジェイソン・ファン 氏 著

太る理由や、
今までのダイエットの問題点などについて
まとめられており、
非常に勉強になります。

この記事では、その中から、
食品の調査と資金について、
書いていきます。

その研究結果は信頼できるのか

第4部、社会的肥満の中の、
第11章 大手食品会社の思惑の中に、
こういうトピックスがあります。

雑誌やネットに掲載される研究報告では、
その研究に資金提供をしている企業を掲載する欄が、
ページの半分以上を占めることもある。

資金の提供元がどこであるかということは、
研究結果に大きな影響を与える。

2007年、ソフトドリンクについて調査した
ハーバード大学のディヴィット・ラドウィング教授は、

研究対象となっている製品を製造している企業から
研究のための資金提供を受けている場合、
その製品に肯定的な結果が出る確率は
「約700%」だと試算した!

なんと、びっくりな700%。
統計学的に700%と言う数字が妥当なのかはさておき、

資金提供を受けていると
ほぼ確実に有利な結果が出てくるということだろう。

そして、更にこう続く。

同じような結果は、ニューヨーク大学で
栄養学や食品についての講義を担当している
マリオン・ネスル教授の文献にも記されている。

2001年、ネスル教授は
「スポンサーの商業利益に資するような結果を出さない研究は、ほとんどない」

つまり、お金を出した人に対しては、
逆らえないということだろう。

結局、これが世の中の道理ですよね。
大資本には勝てないという。

話がずれますが、
これを聞いていて、ちょっと思い出したことがあります。

自分は新卒で広告業界に入りましたが、
そこで習ったことは、

良い広告=売れる広告

ということ。
これ、もちろん正しいと思います。

広告代理店は広告主から依頼されて
広告を作っているので、
最終的に広告主の利益が上がらないと意味がないです。

それはそうなのですが、
つい先日まで大学生だった自分は、
疑問に思いました。

それって、そもそも売っていい商品なの?
社会の役に立っているの?
なんか問題ない?

と。

しかし、株式会社に働いている以上、
利益の追求が目的になります。

それはお客さんもそうだし、
自分たちの会社もそうですよね。

だから、仕事を取ってきて、
お客様に評価されることが大事であって、
仕事内容を吟味することは、
ほとんどありませんでした。

多くの人が情報を取っているのは、
未だにテレビや雑誌が多いですよね。

でも、彼らも株式会社のため
(一部は違うけど)
必ずお客さんがいます。

そうなると、ビッグクライアントの不祥事などは、
報じなくなりますよね。

なぜなら、クライアントの不祥事を報道してしまうと、
自社の利益がなくなってしまうから。

広告主としては自社の問題を
大々的に取り上げて、
不利益を与えてきた会社に、
また発注しようとは思わないですよね。

ちなみに、余談ですが、
お笑い芸人のキングコング西野さんも、
広告主とタレントについて、
同様のことをコメントしています。

詳細は動画を見ていただきたいのですが、
芸能人のクラウドファンディングの成功率について、
語っています。

クラウドファンディングは信用の両替機だと言っており、
芸能人は知名度はあるけど信用力はないため、
失敗する人が多いという事です。

なぜ信用力がないか?
彼ら芸能人の給料はテレビ広告のスポンサーから支払われているため、
嘘をつく必然性があるから。

・健康食品の研究結果
・広告代理店の役割
・芸能人のクラウドファンディング

お金を軸に考えると、
共通点が見えてきますよね。

さいごに

今回は、書籍の中の情報をまとめてみました。

しかい、公的機関が出している研究結果さえも、
誰かの意志が介在しているとなると、
何言を信じて良いのか、本当にわからなくなりますよね。

インターネットが発達して、
情報がすばやく取れ、
また誰もが発信者になれるようになりました。

これ自体はとても素晴らしいのですが、
逆に情報が溢れかえって、
「どれを信じたら良いのか」が
分かりづらい世の中になりました。

だからこそ、本当に伝えていくべきは、
自分自身が実際に体感したり、
調べ尽くして納得感があるモノ・コトが一番かなと。

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